2ntブログ
2014.06.2821:44

死体の長期保存について

こんにちは。前々回乱歩の『蟲』前回ヘロドトスの『歴史』を読んで、死体の長期保存ということについて思いを巡らせているnexaです。

美女の死体を保存して屍姦していたカール・フォン・コーゼルの話(屍姦の歴史(中)20世紀編参照)もあります。




人間の体の腐敗は腹部から始まります。細菌が腹部の内臓で大量に繁殖し、やがて体中に移るのです。短期的には、死んですぐ腹部を割いて内臓を出して業務用の冷蔵庫に置いておけば数日間は腐敗を防ぐことができるはずです。内臓は古代エジプトではカノプス壷に入れてミイラとは別に保存したようです。

しかし長期的な保存は難しいですね。現代ならば炭酸ナトリウムは容易に手に入るので古代エジプト式のミイラを作ることはそれほど困難ではないでしょう。しかし死んですぐの美しい姿を必ずしも保てるわけではありません。ミイラというのは水分を減らして腐敗を防ぐ技法なので、瑞々しさは失われてしまうのです。




ミイラよりもっと新しい最新の死体保存技術といえばエンバーミングです。ネットで死体愛好家の或る1日という小説を見つけましたが、この小説のように、半永久的に変質しない完璧なエンバーミングを施した美少女の死体に囲まれて生活するのはロマンですよね。レーニンや毛沢東の死体はエンバーミングされて保存されていますが、その技術と予算で可愛い女の子をエンバーミングしたいですね。

美しい女性のエンバーミングされた死体と言えばマリリン・モンロー(1926‐1962、享年36)やエバ・ペロン(1919‐1952、享年33)が著名ですね。

Eva_Perón
エバ・ペロン

女性というか女の子ですが、ロザリア・ロンバルド(1918‐1920、享年2)は奇跡の死体として有名です。

Palermo_Rosalia_Lombardo.jpg
ロザリア・ロンバルド

しかしエンバーミングとて限界があり、さきほどの小説のような、奇跡のようなエンバーミング技術というのは現実には不可能なのです。




一つの保存法として、骨格だけにしてしまうというのがあります。骨から肉を削いでから、炭酸ナトリウム水溶液で大鍋で沸騰させずに弱火で煮て、筋肉等の組織を取り除くのです。水に加える炭酸ナトリウムは1%程度が適切でしょう。炭酸水素ナトリウム(重曹)でも可能です。元の姿からはかけ離れてしまい、もともと可愛い女の子だったことも分からなくなってしまいますが、腐る心配もなく、ベッドに置いて一緒に寝ることもできます。

処理する前に髪を切って鬘にし、遺品の髪飾りをつけて、完成した骨格標本にかぶせたら可愛いかもしれません。うん、なかなかいいですね。

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