2ntブログ
2018.09.2222:59

ラージャダッタ長老: 初期仏教におけるネクロフィリア

こんばんは。nexaです。

かつて、紀元前5世紀にヘロドトスが記した『歴史』に屍姦の話が出てくるという話を書きました。しかしそれは伝聞を記述したものです。ところがそれと近い時代に、死体性愛者自身による告白を収めた書物があるのです。

仏教の聖典の一つに『テーラガーター』(または『仏弟子の告白』『長老偈経』とも)があります。ヘロドトスの『歴史』に近い時代、紀元前五世紀末から紀元前三世紀中葉にかけて男性の出家修行者たちによって詠まれた詩を一冊にまとめたものです(これの姉妹編で女性の出家修行者によって詠まれた詩を集めたものに『テーリーガーター』があります)。この『テーラガーター』の中に、ブッダの弟子の一人であるラージャダッタ長老による次のような詩があります(中村元訳、岩波文庫版。315~319詩)。
修行者であるわたしは、死体の捨て場に行って、婦人〔の死体〕が投げすてられ、放棄され、葬場の中で虫どもにみちみちて食われているのを見た。

実に或る人々は、屍体がおぞましいものであるとみて、嫌悪する。(しかし、わたしの場合には、)情欲が起った。盲人が流れるもの(身体)に対するかのごとくであった。

飯を炊くよりも速かに、わたしはその場所から立ち去った。よく気をつけて、はっきりと自覚して、わたしは一方の隅におもむいて坐した。

そこで、わたしに、正しい道理にかなった思いが起った。患(わずら)いであると思う念(おも)いが現れた。世を嫌(いと)う気持が定まった。

次いで、わたしの心が解脱した。見よ、――教えがみごとに真理に即応せることを! 三つの明知をすでに体得した。ブッダの教えはなしとげられた。

死体性愛者であるラージャダッタ長老は虫の湧いた婦人の死体に欲情したものの、その場を離れ、座禅をして性欲を鎮め、悟り(解脱)に至ることに成功したのです。ラージャダッタ長老にとって婦人の死体は魅力的なものでした。しかしその煩悩から逃れるのがブッダの教えだったのです。

ところで、この詩の後半部分はナーガサマーラ長老による詩(267~270詩)の後半部分と一致します。
美しく飾られ、美麗な衣裳をまとい、花輪をかけ、栴檀の香粉で化粧して、舞姫が、大道のさ中で、楽器に合せて踊っている。

わたしは、托鉢のために(町の中に)入って行った。進んで行きながら、わたしは、かの女が、美しく飾られ、美麗な衣裳をまとっているが、しかし死の縄をひろげているかのごとくであるのを見た。

そこで、わたしに、正しい道理にかなった思いが起った。患(わずら)いであると思う念(おも)いが現れた。世を嫌(いと)う気持が定まった。

次いで、わたしの心が解脱した。見よ、――教えがみごとに真理に即応せることを! 三つの明知をすでに体得した。ブッダの教えはなしとげられた。

こちらには生きた舞姫が出てきます。ナーガサマーラ長老が美しい舞姫に感じたのと同じ感じをラージャダッタ長老が婦人の死体に抱いたということがわかります。ブッダの前では性欲にノーマルもアブノーマルもありません。LGBTPZNであろうと8番目のアルファベットであろうと、全ての性欲は等しく煩悩なのです。
2018.05.0614:11

【創作】提供者

小説です。Incel organ donors should be allowed to sleep with recently deceased femalesという主張を読み、小説にしてみました。

***



 僕は僕の死を楽しみにしている。
 と言っても、決して今すぐ死にたいという意味ではない。多分僕の死はそんなに近い将来ではないと思う。
 生存の苦しみから逃れたいというわけでもない。僕はこの人生を楽しんでいる。ただ、あと20年ばかり早く生まれていたらこんなに人生を楽しめたか、心許ない。
 僕が自分の死を楽しみにするのは、それが誰かの命を救うだろうからだ。人間は社会的な動物だという。誰かの役に立つということほど僕の心を満たしてくれるものはない。
 決して善人ぶってそんなことを言うのではない。ステーキは舌に快い。セックスは性器に快い。それと同じように、人の役に立つことは精神に快い。ただの生理現象だ。
 人間が生きていくためには臓器が必要だ。しかし往々にして人間の臓器は病気や事故で壊れてしまう。人の数は多く、臓器の数は少ない。人が死んだとき、遺体から臓器を取り出して生きている人に移植すれば、移植を受けた人はそれからも生きていくことができる。昔の人はよくぞこんなことを思いついたものだと感心する。
 僕が死んだとき、僕の体はバラバラにされて、その大部分は臓器の必要な人に提供されることになっている。僕が――それは僕だったものだと言う人もいるだろう。それは正しい。でもどちらでもいいことだ――人々の、社会の役に立つのだ。こんなに嬉しいことはない。
 遺体は資源だ。限りある資源だ。



 病院の敷地内に設置されたその霊安所は、病院というよりは宗教施設のような雰囲気を湛えている。ここ10年ばかりの間に、大きな病院は病院内にわざわざ一棟の霊安所を設けるようになった。
 昔だったらそんな縁起でもない建物が患者の目につくことは嫌われただろう。しかし今では患者にとって、誰かの死は自らの死よりは自分の生還を連想させるものになりつつある。誰かが死ねば、その遺体はばらばらにされて、誰かの生きるための糧になる。
 僕は受付で身分証明書を提示する。受付の事務員が機械でそれを読み取ると、「4」と書かれた札を渡し、「4番でお呼びしますので、しばらくお待ちください」と告げた。「死」番か。縁起がいい。
 しばらく待ってから事務員に「第4霊安室」と書かれたプレートのある部屋に連れていかれる。心臓が高鳴ってきた。
「それではごゆっくりどうぞ。終わったら札を持って受付までお越しください」
 事務員は言い慣れた定型句のように一本調子で告げると、足早に去っていく。
 ドアを開けると、少し異様な空間だ。部屋の真ん中にはフリルのついた少しどぎついピンクのベッドが置かれ、その上ではベッドのピンクに不釣り合いに殺風景な銀色のシートが、ベッドの上に置かれたものを覆って膨らんでいる。ベッドの枕元には祭壇が設けられている。祭壇には、位牌、菊と梻の花瓶、線香立てと箱に入った線香、ライターと蝋燭、おりんが並んでいる。
 置かれたものは全て霊安室のそれなのだが、ラブホテルのようなベッドのピンクだけがあまりに釣り合っていない。
 高鳴る心臓を押さえながら銀色のシートを巻き取り、床に置く。死装束を身に纏い、顔に白い布をかけた少女が姿を現す。
 この姿を見ると、僕は毎回震えてしまう。震える手で線香に火を点けて立てる。
 チィーン・・・
 おりんを鳴らすと目を閉じて両手を合わせ、「南無阿弥陀仏、南無阿弥陀仏」と唱える。
 白い布を外す。痩せこけた少女の蒼白い顔をごまかすように綿が口いっぱいに詰められている。痩せ細った哀れな姿ではあるが、まだ少しあどけなさを残す容姿は、美しく整っている。
 髪は鬘だ。この少女はがんに侵されて処女のまま亡くなったのだという。抗がん剤のために髪は抜け落ちたが、結果としては数年の延命に過ぎなかった。適合する臓器提供者がいれば、もう少し長く生きることができただろう。
 痩せさらばえた冷たい手を握る。
「可哀想に」
 そう呟きながらも、その少女の肉体への欲望は僕の心の中で熱く燃え上がってきた。
 左前の経帷子を開く。薄い陰毛に包まれた陰裂を見て、僕の陰茎は「今すぐこの中に入りたい」と主張するように硬くなる。ズボンが苦しいので脱ぎ捨てる。
 小ぶりだが形のいい乳房を揉んでみる。ふにゃふにゃとして冷たい。
 ローションを手に取り、少女の膣と自分の陰茎に塗りたくる。少女の膣の冷たさと自分の陰茎の熱さが指に不思議な感覚を齎す。膣に指を出し入れしてみたりクリトリスをいじってみたりするが、少女は何も言わない。吐息一つ漏らさない。
「ああっ、もう我慢できない!」
 僕は少女の上にのしかかり、膣に一気に陰茎を挿入する。
 ブチュリッ!
「うあぁ!」
 少女の冷たい膣が陰茎を包み込む。
 ズポッ、ズポッ、ズポッ・・・!
 僕は夢中で腰を少女の冷たい膣にぶつける。欲望のすべてをぶつけて快楽をむさぼるのだ。
 少女の胸の感触を手で楽しみ、膣の感触を陰茎で楽しむ。可愛い女の子の遺体が至高の快楽を与えてくれる。
 動くごとに僕の息は荒くなるが、少女は何の反応も返さない。ただ僕の腰の動きにしたがってカクカクと揺れるだけだ。
「んくぅっ、イくっ!」
 ドピュッ! ドクン、ドクン・・・!
 熱い精液が冷たい膣に迸る。僕は快感に打ち震えながら、ありったけの欲望を、遺体のもう永遠に妊娠することのない子宮に流し込む。
 そのとき、ちょうど線香が燃え尽きようとしていた。



 遺体は貴重な資源だ。科学が発展しても、人体から取り出せばわけもないのに一から作るとなれば容易でないものがたくさんある。
 移植のための臓器もそうだが、このような少女の肉体も貴重な資源だ。病に侵されて内臓は移植に使えないほどぼろぼろになっていても、屍姦すれば気持ちいい。屍姦は気持ちがいいが、いくら望んでも望みを果たすのは容易でない。
 そこで、脳死後の臓器提供の意思表示をした者は、遺体とのセックスを許されるという制度ができた。自分の好みのタイプの相手を臓器移植機関に登録しておけば、それにマッチする死者が出たときに病院から連絡が来るようになっている。
 僕はこの制度に登録し、時々女性の遺体とのセックスを楽しんでいるのだ。
 臓器提供によって助かる命があり、屍姦用遺体提供によって満たされる性欲がある。誰も害されず、誰も損をしない。
 彼女の遺体が僕に生きる喜びを与え、僕の遺体はいつか誰かの命を救う。こうして命は回ってゆくのだ。
 霊安所を出る。青く澄み渡る初夏の空に、爽やかな風が吹き抜けた。まだ掌に少女の遺体の冷たい乳房の感覚が快く残っている。

(完)
2017.10.2502:18

【創作】蜂女の森

小説です。

***



 深い森の中に1本の道が続いている。その17歳の乙女は木の実を集めながら、頭の中に若干の不安を巡らせていた。というのも、この森には最近、半分人間で半分昆虫の恐ろしい亜人の目撃情報が多数あるからだ。亜人の雌は若い乙女を攫い、殺してその子宮に卵を産みつけるという。つい数日前、隣の集落の18歳の少女が行方不明になった。その直前、怪しい羽音を聞いたものが多くいた。その少女は亜人の苗床となってしまったに違いないという噂だ。
 辺りが暗くなりはじめ、そろそろ籠もいっぱいになってきたので帰ろうかと少女が思い始めると、遠くの方から、ぶうん、ぶうんとかすかな羽音が聞こえた気がした。
「気のせいよね」
 少女は苦笑いした。しかし、早く帰った方が安全だろう。少女は自分の集落に向かって歩みを速めた。しかし、その羽音は徐々に大きくなり、もはや気のせいではないことは少女にも明らかになってきた。
「やだ、やだよ・・・来ないでよ・・・」
 少女は怯えながら歩みを速め、ついに走り出す。しかし羽音は遠ざからないばかりか、どんどんと近づいてくる。
「いやっ・・・いやあっ!」
 ザザザッと大きな音を出し、木々の合間から亜人が飛び出す。そして少女につかみかかり、尻の毒針で少女を突き刺した。
「ぎゃあっ!」
 激痛が走り、少女は叫ぶ。集めた木の実が地面に散らばる。
 その亜人はほとんど人間の女のような姿をしているが、触覚や複眼があり、背中には翅が生え、尻から毒針を出せるようになっている。半分人間で半分蜂の化け物なのだ。
 少女はよろけ、地面に倒れ伏す。必死に這って逃げようとするが、全く無駄だ。
「いや・・・待って・・・やめて・・・殺さないで・・・」
 少女の嘆願にも亜人は耳を貸さない。少女は木の実を掻き集めて、
「ほら、この木の実をみんなあげるから命だけは許して!」
と懇願するが、亜人にとっては木の実などただのガラクタに過ぎない。
 亜人はニヤニヤと笑みを浮かべながら、少女の体や手脚を舐め回すように眺めた。美しく健康的な少女。性的な魅力に溢れ、村の男たちの羨望の的であった少女の肉体は、その雌の亜人にとっても魅力的であった。それはある意味で性的な欲望である。男たちは自分のペニスを少女の膣に突き刺して精子を少女の子宮に注ぎ込み、少女の子宮で赤ん坊が育ち、産道を通って出てくることを夢想する。それとほとんど同じように、亜人は少女を殺して自分の産卵管を死体の膣に突き刺し、子宮に卵を産み付け、少女の死体の子宮の中で卵が孵化し、可愛い我が子が屍肉を食らって成長し、やがて腹を食い破って出てくることを夢想するのである。
 亜人は鼻息を荒くし、もう一度少女に毒針を突き刺した。
「ぎゃあっ!」
 少女は叫ぶが、体力が弱っているので、叫び声は1回目より弱々しかった。徐々に意識が朦朧としてきて、痛みも1回目ほどには感じなかった。2回目、3回目と亜人は毒針を刺す。少女の叫び声は一回ごとに小さくなり、ついに何も言わず、ピクピクとその美しい体を痙攣させながら泡を吹いて動かなくなった。もはや少女は助からない。数分のうちには全身の全ての機能が完全に停止してしまう。
 亜人は少女の体を抱え、巣にしている洞窟まで持って帰り、横たわらせた。運んでいる途中で少女はいつの間にか完全に息を引き取っていた。
 亜人は少女の死体を手に入れたことが嬉しくて仕方がなく、抱きついて口にキスをした。
「チュパッ・・・チュパッ・・・」
 人間同士では、女同士では子どもは生まれない。男と女であっても、片方が死んでいては子どもは生まれない。しかしこの亜人の雌にとっては、こうして人間の少女の死体と交わることが繁殖のための方法なのだ。亜人には昆虫と同じように4本の手と2本の脚がある。それは人間の手足にも似ているが、所々に昆虫のような節がある。亜人は少女の乳房を舐め回し、2本の手で揉む。
 そして残りの2本の手で自分の乳房と性器を撫で回し、性的な快楽を得るのだ。
「チュパッ・・・チュパッ・・・フウーッ、フウーッ・・・」
 亜人は息を荒くして少女の体を貪る。そして自分のクリトリスを少女の陰唇に擦り付ける。
「ウーッ、ウアウーッ!」
 クリトリスの刺激で亜人は絶頂した。しかしここまでは亜人にとっては言わば少女の死体をオモチャとして使ったオナニーであり、本番はここからだ。
「フーッ、フーッ・・・」
 亜人は一旦息を整える。そして尻から産卵管を出し、少女の死体の膣へ挿入した。
「ウフーッ!!!」
 少女の死体の膣に挿入した快楽が亜人の全身を包む。亜人は恍惚とした表情で顔を真っ赤にし、涎を垂らしながら必死で腰を振る。
「ズボッ!ズボッ!ズボッ!」
「フーッ、フーッ、フーッ!」
 実は亜人の産卵管は、さっき少女を殺した毒針と同じものだ。少女を殺した凶器が、今は少女の死体の柔らかい膣の感触を楽しむ性器になっている。
「フヒッ、フヒッ、フッ、フッ、ンフウッ!」
 ブチュルッ!
 卵が亜人の産卵管を通るとき、亜人は最高の快楽を感じた。卵が少女の死体の子宮に植えつけられた。
 亜人は産卵の心地よい疲労に包まれながら、ぐったりと少女の死体の上に横たわった。すっかり冷たくなった死体を愛おしそうに抱きしめ、艶のある綺麗な髪を撫でる。亜人は少女の死体の口に口づけをした。
 いずれこの死体を食い破って子どもが生まれてくるのだと思うと、亜人は最高の達成感と幸せに包まれた。



 食事も薪も持ち込みの粗末な宿屋の隣に、旅人をあてにした粗末なレストランが建っている。旅の剣士が一人、ボソボソとした粗末なパンを言い訳程度に焼いたトーストを齧りながら、泥水と区別のつかないようなコーヒーを啜っている。
 こりゃあこっちが金を貰いたいくらいだな、と窓の外を眺める。
「ご馳走さん」
 剣士は小銭をレストランの親爺に渡す。
「まいど」
「なあ親爺、なんか仕事ないかい?手持ちが尽きちまった」
「仕事なあ。あんた剣士かい。そんなら役場に行ってみな。最近蜂の亜人が産卵期で、人間の女や雌の家畜を殺して攫って卵を産み付けやがるんだ。それを駆除すりゃあ賞金が出るだろ」
 良いことを聞いた。剣士は親爺にチップを渡すと、役場に寄って役人に話を聞いてから、森に入っていった。
「おーい、亜人やーい、出ておいでー」
 剣士はふざけて鼻歌交じりに言う。気配はない。すると段々日が暮れてきた。しかし村からは随分離れてしまったので、もはや野宿の宿を探すしかない。
 あの粗末な宿屋なら野宿でもあまり変わらない。宿賃が取られない分野宿の方が良いくらいだ。そんなことを思いながら薪がわりに木の枝を拾い集めていると、洞窟に行き当たった。
「こりゃああの宿屋よりよっぽどいい宿だぞ」
 笑いながら剣士は洞窟に入っていく。ランプに火を付けると、剣士の顔から笑みが消えた。
「うわっ!」
 そこには美しい少女が服を破られ、ほぼ全裸で倒れていた。
「おい、大丈夫か!?」
 剣士は少女を抱き抱える。その体は冷たく、肌には血の気がなく、あちこちに赤黒い死斑が出来ている。少女が死んでからもう数時間は経っていることは明白だった。少女の性器を見ると、膣は乱暴に引き裂かれていた。亜人に卵を産み付けられたのだ。
 剣士が少女の膣に腕を突っ込むと、亜人の産卵管で引き裂かれた膣に腕が入り、子宮の中まで届いた。指先に何かぷよぷよとしたものが当たったのに気づき、それを掴んで引きずり出す。
 ズルウッ!
 子供の握り拳くらいの大きさの、亜人の卵だ。孵化しないように踏み潰して殺す。これも持って帰ったら多少の賞金は出るだろう。袋に入れて背負いカバンに入れる。
「可哀想になあ」
 そう言って少女の死体の髪を撫でる。撫でているうちに、剣士はムラムラとしてきた。
 少女の皮膚は、死体ならではの蒼白く透き通った宝石のような美しさを湛えている。四肢や乳房は柔らかく肉付き、生きた女よりも男を誘っているかのようだ。この死体を犯しても、後から訴え出られる気遣いもない。
「役得役得」
 剣士はニヤリと笑い、少女の死体の口にキスをした。少女の死体の乳房を両手で揉み、しゃぶる。
「柔らけえ・・・若い女は良いな・・・その辺の売春宿のババアの乳房とは大違いだ・・・。後で葬ってやるからな、葬儀代として体使わせてくれよ」
 ズボンを下ろすと怒張したペニスが姿を現わす。
 ズブッ
 亜人に拡張された膣は剣士のペニスを易々と受け入れた。しかしただ緩いのではなく、ペニスを優しく包み込み、快感を与えてくれる。
「やべえ・・・すげえ気持ちいい・・・死体抱くの初めてだけど、こんな良いのかよ・・・売春宿で高い金払って汚ねえババア抱くのが馬鹿らしくなるぜ」
 剣士は夢中で少女の冷たい死体に腰を打ち付ける。
パンッ!パンッ!パンッ!
「くっ、イクっ!」
 ドピュッ、ドクン、ドクン!
 剣士は熱い精子を少女の死体の冷え切った子宮に注ぎ込み、今まで感じたことのない快感と満足を味わった。
「ふう・・・」
 剣士は死体を抱き寄せ、頭を撫でる。
「・・・しかしこうしてる場合じゃないな。ここは亜人の巣のはずだ。じきに戻ってくるぞ」
 洞窟の中を見回す。ちょうど人一人隠れられるくらいの物陰がある。剣士はそこに身を隠して亜人を待ち伏せることにした。
 何時間物陰で隠れただろうか。うとうとと眠りかけていた剣士は、遠くの方から聞こえてきた羽音に目を覚ました。危うく眠りに落ちてしまうところだった。剣を抜き、構える。羽音はどんどんと大きくなり、迫ってくる。
 気配が洞窟の中に入ってきたとき、
「キエエエエ!!」
 叫び声が響き渡った。 自分が卵を産みつけた少女の死体が何者かによって荒らされていることに亜人が気づいたのだ。
「ギギギ・・・グギギ・・・」
 亜人は少女の死体を抱きしめ、少女の死体の膣から垂れる精子を見て自分の卵が無事でないことを悟り、怒り狂って泣き叫び、翅を鳴らす。
「ギエエエエ!!ギエアアアアア!!」
 剣士は剣を振り上げ、一気に振り下ろす。
 スパンッ!ブシャアッ!
 亜人の首が飛び、緑色の血が辺りに飛び散る。亜人は少女の死体の上に倒れ込み、しばらくピクンピクンと痙攣して、動かなくなった。
「やった・・・」
 剣士はホッと息を吐く。
「首だけ持って帰れば十分だろ」
 そう呟いて亜人の首を拾い上げ、顔を覗き込んで、剣士は息を飲んだ。その亜人の顔があまりに美しかったからだ。さっきまで抱いていた少女も美しかったが、亜人の顔はおよそ人間の女にはありえない整った美しさであった。亜人の体を見ると、それは通常の人間とはかなり異なっているが、豊かな乳房と美しい陰阜は、まるで犯してくれと言っているかのようだった。
 剣士はさっき射精したばかりだというのに、またペニスが怒張してきた。亜人の死体の乳房を両手で揉みしだく。
「こっちの胸も柔らけえ・・・」
 亜人の膣を弄っているとすぐ我慢できなくなり、ペニスを挿入する。
「す、すげえ!なんだこれ!」
 亜人の膣はもうすでに死んで動かないにもかかわらず、ねっとりと剣士のペニスにまとわりつく。さっきの少女の死体の膣の気持ちよさが霞んでしまうほどだ。剣士は夢中で必死に腰を振る。
「すげえ!気持ちよすぎだろこれ!」
 亜人の死体の美しさ、乳房の触り心地の良さ、膣の感触の良さのみならず、自分の剣術で仕留めた達成感、支配し尽くした満足感が、一層屍姦を気持ち良いものにした。
「ああっ、気持ち良い!最高だ!イクっ!」
 ドビュウッ!ドクンッ!ドクンッ!ドクンッ!
 さっき射精したばかりにも関わらず、さっき出した精子よりもっと多くの精子をひねり出すように、剣士のペニスは激しく痙攣し、亜人の死体の子宮に精子を注ぎ込んだ。激しい射精の快楽に頭が真っ白になり、剣士は歯を食いしばって亜人の死体を強く抱きしめた。



 剣士は右腕に亜人の死体を抱き、左腕に少女の死体を抱き、股の間に亜人の生首を置いて、満足して眠りについた。
 翌日亜人の生首を携えて帰還した剣士は、村人たちから喝采をもって迎えられた。村人たちは昨日剣士が亜人狩りを最高に楽しんだことなど知る由もなく、さぞ苦心奮闘して村のために戦ってくれたのだろうと思っている。
 村長は剣士に賞金を渡しながら、申し訳なさそうに提案する。
「旅の剣士さま、亜人の産卵期はまだもう少し続きます。賞金はもちろん、滞在に必要な衣食住はこちらで負担します。そしてお気に入りの村娘は誰でも何人でも夜のお供に遣わします。ですからほんの一月ばかりの間、この村に逗留して亜人を退治してはくださいませんじゃろうか」
 剣士にとってそれは思ってもみない高待遇の提案だった。
「もちろん。皆さんのためですからね。ただし村娘をはじめ夜のお供は一切不要です」
 亜人の死体を抱く気持ち良さに比べれば生きた村娘などは紙屑同然である。精力は亜人の死体を抱くために温存したい。
「お、おお、なんと高潔なお方じゃ・・・」
 村長は恐れ入った。
 こうして剣士のこの村での、表向きは高潔でその実最高に放逸な性的快楽に満ちた生活が始まったのである。

(完)
2017.09.2100:27

【投稿】高1男子2人が女子小学生を屍姦する話

こんにちは。nexaです。また小説をご投稿いただきましてありがとうございます。


(あぁ…小学生のマンコ触りたい)
僕は高1男子帰宅部。
今日も放課後はオナニーだ。
今回のオカズはネットで拾った女子小学生画像だ。

イきそうになる寸前…
ブーブーブー
僕は携帯の着信音に気付いた。
A君だ。

『もしもしA君、何の用??』
『もしもしB 君。今ちょっと○○河原まで来れる?良いものあるから』
『分かった。今すぐに行くよ。』
『そういえばB 君て学校から盗んだデカめのエナメルバッグ持ってるよね。それも持ってきて。』

バイブ音でチンチンは萎えちゃった。

~僕はA 君の言うままにエナメルバッグを担いで○○河原まで向かった。
エナメルバッグは小さい子が入れるくらい大きなもので、バレー部の女子達が着替えを入れるのに使っていたものをオカズにする為に盗んだものだ。

~河原に着いた~
辺りを見回す。A君は何処にいるのか。
この河原は小学校の通学路にあり、人通りが少なく川の流れが激しいのに加え人の背丈ほどの草が生い茂っているので、人が隠れると見つけるのは不可能に近い。

ブーブーブー
『B 君。こっちだよ。右に………』
僕はA君に誘導されるまま草むらを分け入いった。

ガサガサ…ガサガサ…そして…『A君やっと見つけたよ。何の用なの??』
『B君、ありがとう。そういえばA君って小学生が好きなんだよね?』
そう話すA君のジャージは股間の部分が盛り上がっている。チンチンが勃起してるのだ。
『…うん。でもA君も小学生好きじゃん。小学生のマンコ画像とかいっぱい持ってるし、何処で手に入れてるの?』

A君が答える『うん…こんな風に小学生を連れ込んで撮影してる』
『えっ⁈』『どういう意味?』
『こんなことだよ』

…A君が草をかき分けると、そこには横たわった女子小学生がいた。
でも目は見開いたまま、そして首には紐が巻き付けられている。

『えーと?これは…死体?』僕には何が何だか分からなくなった。

A君が答える『イタズラしようとして連れ込んだけど、叫んだから首絞めて殺した』『でも死体なら弄り放題だし勿体無いから…』

『A君ダメだよこんな…』僕はこう言うが言葉とは反対にチンチンは、はち切れそうなくらい勃起した。
『やっぱりB君、勃起してるね。僕、前からB君なら分かってくれると思ってたんだ…』

僕の心臓はバクバク!バクバク!と興奮している。

改めて女の子を見る。
(可愛いな…)
今時の女子という感じで、あと何年かすると誰かに股を開いてんだな…という感じの女子だ。

A君は『いつもは大人しい子だけど、今回は元気そうな女子にしようとしたらこうなった』と言った。
『ねぇB君、エナメルバッグに死体を詰めて僕の家に来ない??』

『…うん。』

こうして僕とA君は小学生の死体をエナメルバッグに詰めてA君のアパートに行った。
A君は身寄りもなくアパート一人暮らしをするので安心だ。

『死体を布団に寝かせよう。』
小学生の死体は靴を履いたまま布団に寝かせられた。
僕は舐めるように観察する。
…目は見開き、首には紐が巻き付けられ…上着はシャツ一枚、下はスカート、脚がだらんと伸び、ソックスにスニーカー…

『首絞めてる時凄く興奮しちゃった…さっきまで生きてて死ぬと触り放題なんだよ。抵抗が止んで手足がパタンと動かなくった時、僕イッちゃった。でも勃起したまま…』
『B君、僕たち裸になろうか』

…A君は童顔で見た目は中学生。でもチンチンは皮も剥け色も沈着してる。

…裸になったA君と僕は女の子の死体の両側に着いた。
『A君、先ずどうするの?』
A君が言った『服脱がそうよ』

スルスル…スルスル…
スカートを脱がし、パンティとソックスだけになった死体。
『B君、ソックスだけ残そうよ』
『(僕もそう思っていた)もちろん良いよ』

パンティは両側を2人でゆ~くり引っ張り脱がす。
盛り上がった恥丘、陰唇の縦筋、ぷっくりした大陰唇、綺麗な一本筋陰裂…
僕たちは数分間、静かに見入るまま…
A君(死体の方が興奮するかも…)
B君(生で初めて見た…)

A君『マンコは最後に弄るとして、先ずは他の部分からいこうよ』
『うん』

サワサワ…ジュルジュル…クチュクチュ…
僕たちは欲望の為すまま女子小学生の死体を弄ぶ
唇、胸、手指、太もも、

ハァハァ…ハァハァ…
『マンコ行こうか…』

『B君初めて触るでしょ。最初に触って良いよ!』

僕は先ず、恥丘から陰裂をなぞって見た。指の動きに合わせて陰唇の両側がクニクニと動く…指でつまんだり押すと大陰唇はとても柔らかい…指をちょっと突っ込んで匂いを嗅ぐと小便臭い…ハァハァ…
『B君イイね!変態だね。次はクパァて開きなよ』

大陰唇を指で開くと…ピンク色の”中”が現れた。
未発達の小陰唇、収まっている陰核その名もクリトリス…ちょっと湿っている粘膜…
『B君舐めちゃえ』
(うんA君ありがとう…)

ジュルジュル…チュウチュウ…
異様な光景…小学生の死体マンコにしゃぶりつく男子…
『A君!チンチン挿れていい⁈⁈』
『B君ちょっと待って、僕もマンコ舐める』
ジュルジュルジュル…

チンチンはヌルヌル、マンコも唾液で準備万端。

グイグイ…A君が教えてくれながら僕は初体験をしている。
中はまだヌルく、狭いので締め付けがあり、ヌルヌルしてて……
『アァ‼︎アァ!ギモヂいいよ!!』

オナニーの快感とは違う、膣肉がチンチンを包み込む感触はセックスでしか味わえない。
死んだとはいえ小学生の膣は締まりつけてくるような感じさえある。

僕は何度もイきそうになるが、寸止めで腰を動かす。
腰を動かす度に、目を見開いた小学生の死体はユサユサと揺れる。
非現実的な光景……

『僕、チンチンを口に突っ込むね。』とA君はチンチンを小学生の死体の口に突っ込み、腰を振り始めた。
『イクイク!絡みつくよぉ…』

『○○ちゃん、出すよ⁈僕のチンチン汁出すよ‼︎』
『B君は小学生のツルツル死体マンコで童貞卒業です~』
『アア…僕、いま小学生の死体とセックスしてる…』
高校生の尽きぬ性欲は恐ろしい…

三時間後には小学生の死体膣はパックリ穴が開いて精液がコポコポと溢れていた。
『ヤリマンビッチになっちゃったね』
『可愛い君が悪いんだぞ』

一週間に渡り犯され続けた小学生の死体は、マンコ切り取られ少年の胃袋に収まり埋められました。

『次は同級生を屍姦したいね』
『うん!』

終わり。

2017.03.1921:11

【創作】盗賊

こんにちは。今日は創作です。

***



 周りを森に囲まれた小さな平野に僕の村はある。50人ほどしか住んでいない、全員が知り合いの小さな村だ。
 僕がこの村から出たのは、まだ3回しかない。それは3回とも僕が8歳くらいのころで、村の大人たちが街に交易に行くのについていったのだ。そこで僕は自分の村がとても小さな村だということを知った。街には僕の村の周りを囲む木々よりも多くの人がいた。宿屋があり、店があり、金があるとなんでも買える。大人たちは村で作った篭などを行商してお金を得て、村では手に入らない香辛料や少しばかりの装飾品を買うのだった。
 最後に街に行ったとき、ベロナお姉ちゃんが一緒だった。僕は大人に小遣いをねだり、ペンダントを買ってベロナお姉ちゃんにプレゼントした。
 それから2年が経った。僕はその時より大人になった。しかしそれから街へは一度も行けていない。というのも、戦争が起こり、街はいまどうなっているか分からないから、大人ですら下手に出かけられないのだ。そして戦争に伴ってあちこちに盗賊が出るようになり、通行人や村々を襲うようになったのだ。大人たちは時々命がけで街へ出かけて情報を持って帰ってくる。彼らの情報によれば、戦争や盗賊は収まる気配もないようだ。出かけて行った大人の中には、ついに帰ってこなかった人もいる。
 そんな中で村は相も変わらず平和だが、少しばかりそわそわした気配がある。
 ベロナお姉ちゃんは僕よりも5歳年上で、小さなころから武術が好きだった。ほんの2年前までは大人たちは「女の子が武術だなんて」と言っていたが、今は黙認している。いざというとき、戦士は一人でも多いほうがいい。おかげでベロナお姉ちゃんはますます本気で毎日筋肉を鍛え、剣術の稽古をしている。村の男の子たちは「あんな女じゃちんこが勃たないや」と笑う。でも、僕はそんなことないと思う。ベロナお姉ちゃんより綺麗な女の子は、街にだっていないと思う。



 あるとき僕が水を汲みに川に行くと、ちょうどベロナお姉ちゃんが剣術の鍛錬を終えて川で沐浴をしているところだった。ベロナお姉ちゃんの筋肉は村の男たちよりのも立派だった。けれど、胸には大人の女たちと同じくらい大きくて、大人の女たちと違って垂れていない、形のいいおっぱいがついていた。そして股間には僕のお母さんのようにもじゃもじゃではない、薄い毛が生えていた。おかあさんのおまんこの割れ目は、立っていると毛に隠れて見えないけど、ベロナお姉ちゃんのおまんこの割れ目は見えた。僕はベロナお姉ちゃんの裸を見て、全身がゾクゾクっと震えた。そして、おちんちんが固くなって上を向いてしまった。
「なんだ、マルスじゃないか。水汲みに来たのか?」
 見つかってしまった!
「あ、あ、あの・・・出直します・・・」
「何言ってるんだ。汲んでいけばいいじゃないか。なんだ、もしかして俺なんかの裸を見て照れてるのか? あはは、気にすんなよ。俺なんか男みたいなもんじゃねえか」
「そ、そんなことないよ・・・ベロナお姉ちゃんは女の子だし可愛いよ・・・」
「はっはっは、マルスはお世辞がうまいな。俺が可愛い女の子だって? ジゴロの才能があるんじゃないか? ほら、お前も一緒に水浴びしようぜ。ずいぶん長いこと一緒に水浴びなんかしてねえな」
 そう言ってベロナお姉ちゃんは僕のズボンに手をかける。
「あ、待って!」
 僕はベロナお姉ちゃんの腕を掴むが、腕力で勝てるわけがない。僕の勃起したおちんちんをベロナお姉ちゃんに見られてしまった。しかも最大限にまで勃起しているのに村の男たちのちんこが勃起していない状態よりもずっと小さいし、皮はたくさん余っている。
「見ないで!」
 僕は慌てて両手でおちんちんを押さえた。しかし力強く押さえすぎた。その刺激で射精してしまったのだ。
「あっ・・・う・・・うう・・・」
 指の間からポタリポタリと精子が漏れて地面に落ちる。僕は泣き出してしまった。ベロナおねえちゃんは慌てて僕の頭をなでる。
「お、おい、泣くなよ・・・」
「だ、だって・・・お姉ちゃん・・・僕のこと気持ち悪いでしょ・・・お姉ちゃんのことこんなふうに思って・・・エッチなこと考えて・・・」
「そんなことねえって! 俺のこと女として見てくれる奴がいるなんて思ってもみなかったから嬉しいよ! っていうかごめんな、勝手にズボン下ろして。ほら、手とチンコ洗ってけよ」
 そう言ってベロナお姉ちゃんは川で僕のおちんちんを洗ってくれた。お姉ちゃんの手は毎日の鍛錬で男みたいにゴツゴツしていたけど、その動きは優しくて繊細だった。



 それまでも僕は毎日ベロナお姉ちゃんのことを考えていた。でもそれから僕はベロナお姉ちゃんのことを考えない時間がないようになってしまった。夜になると僕は毎日ベロナお姉ちゃんの裸を思い出して、おちんちんをいじり、射精した。
 ベロナお姉ちゃんとの関係がぎくしゃくするのを僕は恐れていたが、それは杞憂だった。ベロナお姉ちゃんは前と変わらず男らしくさっぱりした性格のままだ。そして時々、僕は剣術の鍛錬が終わった後のベロナお姉ちゃんについていって、一緒に沐浴をするようになった。一回みっともない射精を見られてしまったのだから今更恥ずかしがっても仕方がない。僕は皮のあまったおちんちんをビンビンに勃起させて、隠すどころかむしろベロナお姉ちゃんに見てもらいながら沐浴した。そして夜、その日のお姉ちゃんの体を思い出しておちんちんをいじるのだ。
 こんな幸せな日がいつまでも続くと思っていた。



「はァ・・・はァ・・・ベロナお姉ちゃん・・・気持ちいいよ・・・」
 その夜も僕はベロナおねえちゃんの裸を思い出しながらおちんちんをいじっていた。
 すると突然、あたりに人々の叫び声、家畜たちの吠える声、様々な音が響き渡った。なんだろうと思って、僕は窓の外を見る。すると村の家々が燃えていた。おちんちんをいじっている場合じゃない。
「な、なに!? どうしたの!?」
 僕は慌てて外に飛び出す。すると抜き身の剣――その剣にはべっとりと血がついている――を持ったベロナお姉ちゃんが僕を見つけて、
「隠れてろ!」
と叫んだ。
「ベ、ベロナお姉ちゃん・・・血が・・・」
「安心しろ、俺の血じゃねえ。盗賊だ。ほら、これをもって隠れてろ」
 ベロナお姉ちゃんは僕に鞘のついた短剣を渡した。
「これはいざというときのためのものだからな。出てくるなよ。戦おうとかいう気を起こすんじゃねえぞ。おめえの手に負える相手じゃねえからな。分かったら早く隠れろ」
「う、うん・・・」
 僕は再び家に入り、部屋の隅で息をひそめた。
 何時間待っただろう。時間が経つにつれて段々と叫び声が減り、静かになってきた。きっとベロナお姉ちゃんたちが盗賊たちを制圧しつつあるのだろう。
 バタン!
 家のドアが開く音。ベロナお姉ちゃんだろうか。
「ベロナお姉ちゃ・・・!」
「ったく手こずらせやがって!」
 低い大人の男の声。しかも聞いたことのない声。そしてその声とともに数人の乱暴な足音。ベロナお姉ちゃんじゃない! 僕は息を殺し、ドアの小さな隙間から隣の部屋の様子を見た。そして僕は息を吞んだ。
 三人の盗賊がベロナお姉ちゃんを取り囲んでいる。ベロナお姉ちゃんは手首を後ろ手に縛られている。
「このクソアマ一人に随分手間を取られちまったよ。舐めやがって!」
 盗賊の一人はそう言ってベロナお姉ちゃんの頬を思いっきり平手で殴った。
「てめえらこんなことして許されると思ってんのか! ぜってーぶっ殺してやるからな!」
 ベロナお姉ちゃんはそう言って盗賊を睨んでいる。
「おー怖い怖い。そっかー、俺たち殺されちゃうのかー。村の男たちもう全員死んじゃったけど復讐できるんだねー。すごいねー」
 盗賊はにやにやと笑いながら答えた。・・・男たちが全員死んじゃった・・・? 段々静かになっていったのはベロナお姉ちゃんたちが盗賊を制圧したからではなかった。村人がほとんど殺されてしまったからだったのだ。
「さーてと、散々手こずらせてもらったお礼をしねえとな。おいお前ら、脚押さえてろ」
「へえ!」
 二人の盗賊がベロナお姉ちゃんの両脚を押さえつける。そして命令した盗賊はズボンを脱いだ。僕の肘から拳くらいまでの大きさの巨大な陰茎が上を向いている。
「なにするんだ! やめろ!」
 ベロナお姉ちゃんはジタバタと暴れる。しかし男二人に押さえつけられては全く無駄だ。
「そう暴れんな。気持ちよくしてやるんだよ」
 盗賊はお姉ちゃんのズボンを引きずり下ろす。お姉ちゃんのおまんこが盗賊の目に晒されてしまった。
「なんだ、まだガキのマンコだな。毛もほとんど生えてねえ」
 そう言って盗賊はベロナお姉ちゃんのおまんこに無理やりその太い陰茎をねじ込んだ。
 ブチブチブチイッ!
「うがあああっ!」
「おいおい、セックスのときくらい女らしい声が出せねえのか。ったく、男を抱いてるみたいだぜ。・・・しかし当たりだな、処女だ」
 ベロナお姉ちゃんのおまんこから血が流れる。盗賊はニヤリと笑みを浮かべる。
 ベロナお姉ちゃんは処女だったのか。本当に村の男たちはベロナお姉ちゃんに興味がなかったのだろうか。いや、こんな綺麗なベロナお姉ちゃんにみんな興味津々だったはずだ。きっと気高く美しいのに男らしくもあるベロナお姉ちゃんの威風に気圧されて、セックスなんて諦めていたのだろう。そんなベロナお姉ちゃんの処女がこんな盗賊なんかに奪われてしまった。本当は僕がベロナお姉ちゃんの初めての男になるはずだったのに・・・! 僕は悔しくて悔しくて仕方がないのに、おちんちんは上を向いて、ヒクヒクとものほしそうにベロナお姉ちゃんの方を向いている。
「やめろ・・・畜生・・・畜生・・・俺の初めては・・・マルスにやりたかったのに・・・」
 ベロナお姉ちゃんは悔しそうにそう呟いた。ベロナお姉ちゃんもそのつもりだったのだ。
「あ? 誰だそりゃ。まあその男ももうどうせくたばってるだろうから関係ねえがな」
「ぶっ殺す! ぶっ殺す!」
「はいはい、殺せるもんなら殺してみな。口ではそんなこと言いながら下の口は俺のことめっちゃ気持ちよくしてくれてるけどな」
 盗賊は乱暴に腰を振って、ベロナお姉ちゃんを凌辱している。僕のベロナお姉ちゃんを・・・! 僕は短剣を握った。これであの男を後ろから刺してやる。僕のベロナお姉ちゃんにこんな酷いことをする奴を生かしておけるわけがない。絶対にぶっ殺してやる。・・・しかし、向こうは三人だ。一人を殺してももう二人に殺されてしまう。いや、一人を殺す前に見つかって殺されてしまうだろう。それにこんな短い短剣じゃ無理だ。向こうは長い剣を持っている。
「う・・・うう・・・」
 僕は情けなさに涙が出てきた。僕がもっと強ければあんな奴ら殺してやるのに。僕はベロナお姉ちゃんの処女の膣が盗賊の大きな陰茎に蹂躙されているのを黙って見ていることしかできないのだ。僕の肘から拳くらいまでの大きさの巨大な陰茎がベロナお姉ちゃんのおまんこを好き放題出たり入ったりしている様子を見ながら、僕は最大に勃起してもその盗賊の小指ほどの大きさもない小さなおちんちんを、握りつぶすくらいの力で右手で掴んで、あらんかぎりの力を込めて全力でいじくりまわすことしかできない。ベロナお姉ちゃんが犯されているこんな状況であるにも関わらず、僕はそれを見ながらおちんちんをいじることをやめることすらできないのだ。僕は泣きながらおちんちんをいじくりまわした。
「オラ、このクソアマ! 俺様の子種を注ぎ込んでやるから喜べ! うっ!」
 そう言って盗賊はベロナお姉ちゃんの膣に精子を注ぎ込んだ。それと同時に僕は床にポタポタと精子を垂れ流した。本当はこの精子があんな風にベロナお姉ちゃんの膣に注ぎ込まれるはずだったのに・・・。
 ベロナお姉ちゃんの膣から精子と血の混ざったものがどろりと流れ出た。
「ふぅ・・・おっ? なんだ破瓜の血でチンコが血まみれじゃねえか。ほら、てめえの血なんだからてめえで綺麗にしろよ」
 そう言って盗賊はベロナお姉ちゃんの口に陰茎をねじ込んだ。ベロナお姉ちゃんは陰茎を咥えこむ。
「おっ? そんな奥まで咥えこむなんてサービス精神旺盛だな。やっと自分の立場が・・・」
 ブチッ!
「ああああああ!」
 盗賊は血の流れ出る股間を押さえ、その場に崩れ落ちる。
 ペッ。
 ベロナお姉ちゃんは床に陰茎を吐き出した。陰茎がころりと転がる。
「ゲホッ・・・だから言っただろ。ぶっ殺すってな。死ねやクソが!」
「ひいい・・・おいてめえら・・・このアマぶっ殺せ!」
「へえ!」
 盗賊は股間を必死で押さえながら他の盗賊たちに命令する。
「殺すなら殺せ!」
 ベロナお姉ちゃんは盗賊たちを睨みつける。
「お望み通どおり殺してやる!」
 盗賊の一人が剣を振り上げ、ベロナお姉ちゃんの首を切りつける。それと一緒にベロナお姉ちゃんがかけていたペンダントの紐が切れて床に落ちる。ベロナお姉ちゃんの首は半分くらいまで切れて、大量の血が勢いよく吹き出した。そしてベロナお姉ちゃんは床に倒れると、しばらくピクピクと痙攣して、すぐに動かなくなった。
「畜生・・・」
 陰茎を嚙み千切られた盗賊はぶつぶつつぶやきながら、他の二人に支えられて逃げるように家を出て行った。



 ベロナお姉ちゃんの亡骸と僕だけが残された。
「ああ・・・うう・・・ひっく・・・」
 僕は声にならない声を上げながらベロナお姉ちゃんの亡骸に縋りついて泣いた。ベロナお姉ちゃんが・・・僕のベロナお姉ちゃんが・・・凌辱されて殺されてしまった。
 ベロナお姉ちゃんのおっぱいの間に顔をうずめ、ひたすら泣いた。ベロナお姉ちゃんとのセックスを毎日毎日夢見ていたのに、ベロナお姉ちゃんもそれを望んでくれていたのに、結局叶わなかった。
 叶わなかった・・・? いや、今からでもその夢は叶うはずだ。なぜなら目の前にベロナお姉ちゃんはいるのだから。
 僕はベロナお姉ちゃんの全身を見る。生きていたころと全然変わりのない美しいおっぱい。おまんこは盗賊に凌辱されてしまったが、いくら汚されようともベロナお姉ちゃんがベロナお姉ちゃんであることに変わりない。そして半目を開けて口をだらしなく開ける表情・・・生きていたころには決して見ることのできなかった表情だ。生きていたころのベロナお姉ちゃんの豊かな表情も可愛かったが、今のこの表情はもっと可愛い。
 さっき射精したばかりなのに、僕のおちんちんは再び最大に勃起した。皮は余っているし、大きさはさっきの盗賊の小指よりも小さい。それでもカチンコチンになっているから、入れられるはずだ。
「ベロナお姉ちゃん・・・、可哀そうなベロナお姉ちゃん・・・あんな盗賊なんかに犯されて、殺されて・・・今僕のおちんちんで忘れさせてあげるからね」
 そう言って僕はベロナお姉ちゃんのおまんこにおちんちんを入れた。盗賊の陰茎で広げられてしまったベロナお姉ちゃんのおまんこに、僕のおちんちんはするりと入った。きっと処女の状態でも僕の小さなおちんちんだったらすんなり入っただろうけど。
 ベロナお姉ちゃんは死んでいるのだから、膣は動くことはない。しかも盗賊の陰茎でガバガバに拡張されてしまっている。にもかかわらず膣壁は僕のおちんちんに絡みついて優しく包み込んでくれている。
「ベロナお姉ちゃん・・・死んでも僕のことを気持ちよくしようとしてくれているの・・・? ベロナお姉ちゃんは優しいんだね・・・。知ってたよ、言葉遣いは乱暴だけど、本当はみんなのことを一番に思ってくれている優しい人なんだって・・・」
 僕はベロナお姉ちゃんの亡骸の上で夢中で腰を振った。腰を振り、ベロナお姉ちゃんの綺麗なおっぱいを両手で揉み、キスをした。ベロナお姉ちゃんとのセックス・・・僕がずっとしたいと思っていたことが叶ったのだ。大好きなベロナお姉ちゃんが盗賊なんかに殺されてしまったのに、僕は喜んでしまっていることに気づいた。人生最大の悲しみと人生最大の喜びがいっぺんにやってくるなんて、頭が混乱してしまう。
「気持ちいいよ・・・大好きだよ・・・ベロナお姉ちゃん・・・イク! イクうううっ!」
 僕の全身に稲妻のような快感が走る。頭の中が真っ白になり、おちんちんから精子が溢れ出る。全身がビクンビクンと痙攣し、思わず声が漏れる。いくら死体に中出ししても妊娠しない。本当はベロナお姉ちゃんに僕の子供を産んでほしかったけど仕方がない。
 僕はしばらく幸せな余韻に浸っていた。しかしいつまでもこうしてはいられない。きっとすぐまた盗賊たちがやってくる。ここから逃げよう。どこか遠くへ逃げよう。僕は床に落ちていた血まみれのペンダントを拾い上げた。僕があげたペンダントだ。ベロナお姉ちゃんの血だから、とても愛しく思った。僕はベロナお姉ちゃんの股間の毛を何本か抜いて、ペンダントの金具に挟み、ポケットに入れた。本当はベロナお姉ちゃんの亡骸を担いで逃げ、腐って埋葬しなきゃいけなくなるときまで何回も何回もセックスしたい。けれどそれはとても不可能だ。だからせめて股間の毛をもらって、お姉ちゃんのことを思い出しながらおちんちんをいじろうと思ったのだ。
 そして僕は家にあったわずかばかりのコインと、ベロナお姉ちゃんの股間の毛が挟まったペンダント、そしてお姉ちゃんが渡してくれた短剣だけをポケットに入れて、家を抜け出し、走って逃げた。いつまでもいつまでも、走って、走って、走った。

(完)
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Author:necrolife
@necro_lifeの中の人が死体愛を語るブログです。

ツイッターではファンタジーなフィクションで死体愛を語っていますが、ブログでは中の人のちょっぴりリアルな素顔も見せちゃいます。幻想を壊されたくない方はご注意を。

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